HSP(Highly Sensitive Person)として




私がHSP(Highly Sensitive Person極めて敏感な気質を持つ人)という言葉を聞いたのは少し前ですが、その時は自分がこの中にカテゴライズされてしまうことにやや恐怖を感じていました。というのも、HSPはマイナスなイメージでしか捉えられていないからだ、という考えが深いところにあったからです。「敏感」=「弱い」というように思われるのが嫌だったのかもしれません。

幼い頃から「普通」の生活をすることに膨大なエネルギーが必要で、幼稚園も小学校も「行く」だけでヘトヘトになっていました。「この子は体力がない」「この子は敏感だ」と言われるのが嫌でさらに頑張っていました。
どうしてみんなはあんなに元気なのだろうか?私は心も体も弱いのだろうか?とずっと子供ながらに悩んでいました。と、同時に集団生活をする中で「なぜみんなは○○に気づかないのだろうか?聞こえないのだろうか?感じないのだろうか?見えないのだろうか?」ということがたくさんありました。
中学校では担任の教師に三者面談で「寝る時間を減らしなさい」と言われるほどでしたがこれくらい眠らなければ次の日学校を普通にこなすことはできない。。。という自覚があったので睡眠時間が何より重要でした。

その後、「普通」を目指しすぎた私は「プッツン」と病院で病名をいただける病気になりましたが、薬で解決はできないだろう。と通院はせず今思っても苦しい時期に突入します。お薬は賢く利用すればより良い生活へより早く行けることもあると思います。ただその時の私は原因は絶対に自分にある、病気ではないと疑っていなかったので周囲を不安にさせながらも長い長いお休みの期間に突入したのであります。

「普通」とは?と言われると言葉に困りますが、「常識」と言われる中で考えられることができる、できない。ということと考えていました。

だけれども、近づこうとすればするほど難しい。やっぱり病気なのか、弱さなのかと何度も何度も壁にぶち当たり、でも懲りずに何度も何度も「普通」を目指す私でありました。
諦めの悪さは天下一品です。

そんな中、またHSPという言葉に出会い、詳しく調べてみると納得納得。
アメリカやデンマークなどに専門家や研究者がいるようですが、日本でも研究がされているようです。これは遺伝的な「気質」であり、このタイプの人たちは人の何倍もの情報をどれも「もれなく」かつ「深く」処理する脳を持つためとにかく「つ、疲れる」のです。その他様々な特徴がありますが、この「音、光、匂い、その他あらゆるものに超敏感で、かつ情報処理が深い」で多くのことが説明できるように思います。HSPの人がHSPでない人と同じことを同じ時間していたとしても疲れ方にものすごく差があるのであります。
以前、耳鼻科で聴力検査をした時も、医師に耳が聞こえすぎると言われたことがありますが、あまり良い印象ではありませんでした。。。(なぜ?)

ただ、良い面としては「感動」もものすごく深いのです!ここはHSPの方たちがどんどん伸ばしていける場所であり、HSPで良かったな、と思えるところでもあると思います。
アーユルヴェーダ的にはVata/Pittaの要素が多そうですが、うむむ。「気質」なので過度にVataを上げない、五感をしっかり休ませる、が必要になるのかな?と思います。

HSPで辛いなぁと感じている方も多いと思います。
私は、周りに恵まれているので、励まされ、支えられてこうして今あります。
HSPは目に見える「質」ではないので体調不良やその他様々な不調を分かってもらい難いですが、理解してくださる方はきっといます!

一口に「敏感すぎる」と言ってもその「敏感さ」もまた人によって様々であり、HPSと言ってもウルトラ敏感な人もいれば、平均よりやや敏感という人まで本当に様々だと思いますが、人からいろいろ言われても「敏感」=「長所」と自分で思えることが1番安心できることかな、と思います。

私も、「普通」をようやく諦めました。



コメント